昨日のことのように…
2011年1月30日
こんにちは。
新年早々今月の5日に、前職で大変お世話になったH氏が急逝され、大きなショックを受けました。
20年以上も前になりますが、何も知らない、何もできない若造に様々なことを教えてくださった方でした。
20年以上も前になりますが、何も知らない、何もできない若造に様々なことを教えてくださった方でした。
私は当時、前職の東北支店に新卒で入社し、2年間は宮城県の営業サブ担当として配属されていたのですが、学生気分も抜けず、営業という仕事に身も入っていない状態であったと思います。
業種も会社も上司や先輩方も好きではありましたが、夜討ち朝駆けができて一人前という営業手法に若造としては抵抗があったのでしょう。自分たちの世代が決裁権を持つ時代になれば、接待とかの泥臭い営業手法は通用しなくなるのでは…とも考えていました。
そんな青いばっかりの若造に、営業の楽しさ、厳しさ、そして注文を頂くということに対する執念を教えてくれたのがH氏でした。
業種も会社も上司や先輩方も好きではありましたが、夜討ち朝駆けができて一人前という営業手法に若造としては抵抗があったのでしょう。自分たちの世代が決裁権を持つ時代になれば、接待とかの泥臭い営業手法は通用しなくなるのでは…とも考えていました。
そんな青いばっかりの若造に、営業の楽しさ、厳しさ、そして注文を頂くということに対する執念を教えてくれたのがH氏でした。
入社3年目を迎え、初めて一県のメイン担当者として配属されたのが青森県で、H氏の勤務先が青森県での主力販売代理店でした。
H氏は津軽地区担当で地元八戸を離れ、私も仙台からの出張でしたので、お互いビジネスホテル泊まりの出張族。日中は一緒に営業まわり。夜も同じビジネス旅館で宿泊。お酒の強い方でしたので、毎晩食堂で最後まで残ってお酒を飲んで、公私ともにいろんなことを語り合いました。
新規開拓間近のお客様を私の不注意で逃してしまった時に涙を流して残念がってくれたこと、何度も通って新規開拓に成功した時に心の底から喜んでくれたこと、H氏の信頼を損なうようなミスがあったときに個室でみっちり絞られたこと、お客様との接待?ウォーキングにともに参加し、十和田湖の周囲50Kmを13時間で完歩、3日ほどまともに歩けなかったこと、私の長男が生まれたときに真っ白な本当に可愛いおくるみを贈ってくださったこと…、すべてが昨日のことのように思い出されます。
以前から心臓を患われておられたとのことですが、60歳での定年再雇用間近での早すぎる突然のご逝去…。ただただ感謝し、ご冥福をお祈りしたいと思います。
なんとか今年中には八戸へお墓参りにお邪魔したいと思っています。