ソウル視察旅行②
2010年7月18日
こんにちは。前回に引き続き、ソウル視察旅行のことを書きます。
住宅建設団体の視察旅行でしたので、参加メンバーのほとんどは、ハウスメーカー、工務店、住宅設備関係の方々で、当然、住宅そのものに関心を持って視察されていましたが、私は足場屋なので、建物そのものよりも仮設足場のほうに目が行ってしまいます。
参加メンバーに一人同業者の方もいたので、一緒に何棟か建築中の住宅の仮設足場を見たのですが、私にとってソウルの仮設足場は一言で言うと“びっくり!”。作業床も、手すりも、根がらみ、屋根からの転落防止も無いスカスカの足場。作業床は必要な部分に1枚ごと移動させて使ってはいるようでしたが。作業床も手すりも無ければ、その足場を使って作業をする以前に、足場を組むのにも危なすぎると思うのですが・・・。
残念ながら視察した日は日曜日で作業はお休み。この足場でどういうふうに作業をされているのかは見ることができませんでした。
ソウルの足場職人さんや足場を使って作業をする職方さんたちがすごく可哀そうに思えたと同時に、高所作業での安全確保に対する仮設足場の重要性を再認識した視察となりました。